週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。こちらは、過去作になります。
はてさて、今回は、絵画を前
にした“私”の物語――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 18:00:00
410文字
会話率:0%
高校に入学し、美術部に所属していた満。他者と関わる事に苦手意識を感じるなか、心を許せる存在は、同じ部活に所属する雪奈とその兄結兎だけであった。二年目の夏、満は港にて、ヒナタと名乗る少女と出会う。二人はゆっくりと友人関係を築いていくが、ヒナタ
は雨の日には必ず姿を現さない、という不思議なところがあった。そして夏のある夜、満が町を蠢く巨大な怪物を見て以来、ヒナタは満の前に姿を見せなくなってしまう。満は、数少ない手がかりでヒナタを探す中、彼女とそれを取り巻く秘密を知る事になる――。
*この物語はフィクションです。実在の人物や団体、施設、地域などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 09:07:53
71994文字
会話率:29%
「僕」は見知らぬ絵画展に、行き場をなくした猫のように迷い込んだ。
写真の向こうの世界はあるのか、あるとすれば彼らはどこにいるのだろうか。
写真から人の意志を消して、何かが映るという事はあるのだろうか。
最終更新:2012-11-25 20:59:33
983文字
会話率:0%