――誰からも愛される聖女、なのに自分に自信の欠片もなくて……。
聖女フローラはとんでもない聖女力もあり、人々からとても愛される存在である。
しかし実家の伯爵家では育てにくい厄介者扱いされていて、とにかく自分に自信がなかった。
聖女の護衛を
任務とする騎士団の団長・レオンハルトと仲良くなろうと頑張ってみても、会話がブツ切りになってしまって目も当てられない始末である。
フローラの心の拠り所は、夜な夜な作るビーズアクセサリーだけ。
そんなフローラは、『仮面の魔女ローゼ』として、自作のアクセサリーをノミの市で売り出すことにした。
強大な聖女力を注がれた光るアクセサリーは、願いを叶えるお守り(本物)として大評判になる。しかし人気が過熱しすぎて、ついには暴動が勃発してしまう。
フローラを助けたのは、騎士団長レオンハルトだった。
その優しさに触れ、フローラはレオンハルトのことが気になるようになる――が、彼に『気になる人』がいることを知り、悶々とした日々を過ごすことになる。
ある日、新興商人が仮面の魔女ローゼの願いを叶えるお守りに目をつけて専売契約を持ちかけてくる。レオンハルトの助けで断ったものの、新興商人は偽のアクセサリーを勝手に市場に流してしまい、街は大混乱に陥る。
レオンハルトにフローラを取られる! と危機感を強めた副騎士団長コンラートが、フローラに強アプローチをかけてきたり。
コンラートに誘われて行った高級レストランで、2人のイケメン騎士に取り合われてパニックに陥るフローラだったり……。
偽アクセサリーの調査を通し、自分の強大な力と向き合いながら、レオンハルトとの絆を深めていくフローラ。しかし、肝心な想いを伝えるための一歩はなかなか踏み出せないまま。
一方のレオンハルトは、過去の過ちを乗り越えて、『気になる人』への気持ちが加速していく。
レオンハルト様の『気になる人』って、いったい誰なんですか?
コンラート様、教えてください!
そんな感じの聖女ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 11:39:22
47481文字
会話率:46%
うちのポジティブおじいちゃんは、プロもいる割と有名な詩の同人誌の100人のうちに選ばれたらしい。
「俺が最高齢新人だぞ!」
いくつになっても楽しそうなおじいちゃんは、今日も元気です(小並感)
最終更新:2021-09-22 12:56:15
1858文字
会話率:5%
その頃どんなに目をこらして頑張ってみても
夜空には星と月しかみえず
ひとりでは
生きるってそんなもんだと今でも思っています
キーワード:
最終更新:2021-04-02 22:49:49
587文字
会話率:0%
わたしは優くんの3個上。たった3歳の違いでもたまにそれはとてつもない距離を感じる。どんなに頑張ってみても人は道具ナシじゃ鳥のように空は飛べないし、魚のようにずっと水の中で泳げない。津波や地震は避けられないし、人類は自然の営みには抗うことがで
きない。戦争は繰り返されるし、好きあった人々はベッドで愛を交わす。わたしと優くんは煙草をやめられない。つまりは、そういうことなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 19:48:04
2209文字
会話率:0%
俺は異世界に召喚された。召喚した奴は銀髪青肌のちびっこ少女。自称魔王だ。
本当なら妖艶な美女なのだがどう頑張ってみても中学生までが限界だ。
そんなロリ魔王様は人類と共存したいらしい。あと友達も欲しいらしい。
召喚された際に記憶を失く
してたので記憶探しのついでに協力してもいいかな…。
シリアス?それともギャグ?そんなゆるくて大丈夫?
何とも言えないファンタジーストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-07 23:49:30
3615文字
会話率:64%