初めて長崎へやってきた新地輝夜。賞金稼ぎの目から眺める被爆地の印象は。
最終更新:2021-02-15 07:00:00
593文字
会話率:54%
ホロホロと涙があふれ溢れる
ポロポロと涙が頬伝い流れる。
パタパタと涙が続いて落ちる。
「空に流れる雲みたくなりたいな」
うん、今は空を見ても星しかない。夜だから当たり前だけど……、明日は晴れるよ、満天の星空だ。青空になるよ
。きっと……、
スイ、と星が流れた。
それを見た後、首を下ろすとそこは闇、所々に影のように浮かぶ花。
幼馴染が好きだった鈴蘭の白い花、くっきりと鮮やかに見えたらいいのに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 00:16:03
4636文字
会話率:43%