『リュウコサンお願いします』の姉妹作品です。
最終更新:2025-04-15 01:52:26
868文字
会話率:43%
禍津神を継承した根津 蜜子のエピソード。
リュウコサンシリーズの姉妹作です。
最終更新:2025-04-14 23:16:48
862文字
会話率:43%
黒い髪の隙間から、黒目がちな目が睨み付けている。
細身で、顔色の悪い顔は表情は乏しいのに不機嫌だ。
何が気に入らないのか。
何が許せないのか。
その顔は怒っているように見えた。
口が悪く、口が汚い。
怪異を見て、祓うことができる女《
竜骨 真海》。
彼女が賃貸物件の内覧に行った事から始まる怪異譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 08:16:55
41475文字
会話率:37%
探偵小説家の岡村碌郎は、新年を迎えるために雪深い会津を訪れた。資産家である久志田大蔵の娘、和代に招かれた旅だった。
暗号解読を祿郎は依頼された。翌朝、高校時代の先輩である秀一が、雪渓に落ちて消息を絶った。捜索を手伝った祿郎は、雪渓で浄瑠
璃人形の頭(かしら)を見つける。
その夜、大蔵の刺傷事件が起きた。逃げる女を追い掛けた祿郎は、屋敷に仕組まれた絡繰り部屋と秘密の地下道の秘密を知った。
次々と起こる事件を半玉の琴乃の手助けを受けて、祿郎は解いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 16:00:00
141822文字
会話率:28%
獣態で生まれ、人態に変化することを覚える人獣達が暮らす世界。小犲族の中で育った少女、彩雲は、しかし獣態になれない〈生まれながらの人〉であった。多くの人獣の一族を支配する狗王国の大王は、〈生まれながらの人〉が繁栄をもたらすという伝説を信じてお
り、軍を送って小犲族を下し、彩雲を手に入れた。その軍の中にあった白狼族の青年、雪渓は、下る小犲族の姿に、自らの白狼族の姿を重ねながらも、その白狼族を守るため、狗王国の駒として動いている。王都へ帰還する道中、白狼族を裏切者と見做す黒狼族の襲撃のせいもあり、交流を持つ彩雲と雪渓。やがて、王都へ到着すると、今度は、雪渓達、狗王国に下った一族の戦士達を戦わせる、闘技大会が待ち受けていた。〈生まれながらの人〉の力が少しずつ明らかになっていく傍ら、闘技大会には、雪渓の命を狙う黒狼族の黒雨も出場を決め、さまざまな一族の思惑も絡んでいく。立場に縛られながらも、互いへの思いを自覚していく彩雲と雪渓は、大王とともに、人獣の真実を知り、遥かな過去の人間から託された願いに直面することになる。日向の匂いのする毛皮から、さまざまな武器による格闘まで。孤独な魂の救済から、世界の謎を巡る陰謀まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 22:26:50
132729文字
会話率:34%
知床半島に聳える、羅臼岳。某大学ワンゲル部が、夏の部活に知床半島の踏破、行軍を計画。本隊と山越えの別働隊を組織。二人の別働隊は、山越え行軍を行うことになった。1967年8月頃、実話を元に書いたエッセイである。
最終更新:2011-08-16 11:44:05
3317文字
会話率:0%