高級マンションで発見された経済アナリストの惨殺体。その壁には血で書かれた「魑魅魍魎」の文字が残されていた。
捜査に当たる刑事・橘明子は、次々と画数の多い禍々しい漢字を残して殺される被害者たちに共通する“禁字”の存在を知る。
書道家・墨谷諒一
の力を借り、封じられた漢字の力と墨谷家が抱える罪の歴史が絡み合う真相に迫るが、事件は連鎖的に拡大。
禁字を解放し“浄化”を目論む犯人の狙いは何か。
そして最終的に石碑に刻まれた「龘」という字が示す恐るべき運命とは──。言葉が持つ力と呪いが交錯する中、橘は数百年前から続く暗い因縁に巻き込まれ、さらなる犠牲を止めようと奔走する。
やがて明らかになる墨谷家の封印と、連続殺人の裏に潜む“破壊か、それとも静寂か”という究極の選択。果たして彼女は、禁字が引き起こす狂気と破滅を防ぎ、平穏を取り戻すことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 20:56:27
16707文字
会話率:46%
遥か悠久の彼方に引き起こされた三種族の争いは突如として終息を迎えた。
そして再び、その争いは人知れず再開されることになる。
これは人がかつて神や魔物と呼んだ竜族・麒麟族・鳳凰族の三種族の生き残りをかけた闘いの物語・・・
※むかーし
むかし、自サイトにて掲載していた長編を編集しなおして投稿していきます。
田中芳樹先生の創竜伝に影響を受けた作品です。
既に完結まで書いている作品ですが、手直し中に内容が変わる可能性もあるので、更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-29 20:58:55
61588文字
会話率:41%
夏休みの作文を読んでいたら異世界に行っている子がいたから思わずじっくり読んでしまった。とってもとっても難しい漢字を何故か知ってるし、とても教育の悪いおじさんとか出てきて、先生としてとても不安になる作文だったから、最後は思わず現実逃避してし
まった。――――そんな作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-31 23:59:33
1867文字
会話率:4%