文治五年、閏四月三十日――。
北の黄金郷・奥州、衣川館と呼ばれるその屋敷は、まさに敵が討ち入ろうとする、まさに直前。
源九郎義経は、妻である郷御前と娘と共に館内の持仏堂にあった。
逃れる事の出来ない最期の時を、どう生きるのか。
夫婦の今生の
別れの一節を描いたお話です。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「緑」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
(※毎度そうと言えばそうなのですが、今回歴史の捏造がかなり激しいです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 08:59:28
2953文字
会話率:39%
悲運の武将として名高い源義経。
その義経を取り巻く、妾・静御前、本妻・郷御前等、女の目線から見た平家物語の世界。
他サイトからのお引越し作となります。
最終更新:2013-11-30 00:00:00
6183文字
会話率:26%