〈冒頭〉
口火を切る。
右手を振って、ステップ、ステップ。
左手を振って、ステップ、ステップ。
一周回って、深呼吸。
これが俺のルーチンワークだ。
しかし、それももう終わる。
なぜなら、退職願を提出したからだ。
最終更新:2024-01-12 16:19:35
2584文字
会話率:0%
800文字で完結するショートショート
7/25 noteより再掲
カクヨムにて掲載
最終更新:2023-09-25 06:00:00
800文字
会話率:50%
「転職しよう」
仕事を押し付ける毛根死滅上司に嫌気が差して転職を決意した桜庭直継社会人5年生。
退職願をカバンに詰め込みいそいそと家を出る。
その途中、急に大きな召喚陣が足元に広がった。目が眩むほどの光に包まれると、いつの間にかヨーロッパ
風のお城の中に立っていた。周りを見渡せば自分だけでなく、3人の高校生と1人のOL風女性もいた。
「あぁ、勇者様!どうかこの世界をお救い下さい!」
勇者…世界を救う…
これって失敗したら多分死ぬんだよな?
多くの人を救っても、結局死んだ人の家族には恨まれるんだろ…?
…………え、やだな……。
高校生の子達のように全属性魔法とか、女の人みたいな聖なる力とか持ってない。異世界に来ても俺は特別な力に目覚めなかった平凡な男。
なら、
『俺は、自分に見合った仕事しか致しません。』
一先ず、学歴不問、未経験可の『冒険者』になろうと思います。
平凡男が異世界で正社員になるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:53:06
1811文字
会話率:64%
体力の絶頂期も過ぎ、この数年でパーティ全体も成熟して各々の才能を遺憾なく発揮するようになった。
もう戦闘では足手纏いになってる今、俺が勇者パーティに残る必要もない。
だからこそ、勇者に言おうと決めた。
最終更新:2018-12-05 13:00:00
2523文字
会話率:46%
「500万の商品をキャンセルしたい」
1本の電話から窮地に立たされた、サラリーマンの向田裕一。
部下・上司とともに、このトラブル解決に乗り出す。
しかし新卒の部下・安藤は、仕事にやる気がなく退職願を出してくる。
上司の伊澤支店長は叱責ばか
りで、責任のなすりつけしかしない。
トラブルを起こした取引先の社長・黒岩は、昭和を象徴するパンチパーマで、絵に描いたようなガンコオヤジ。
窮地に立たされる裕一だが、恋人の由美は冷静に彼を支える。
「裕一、上司は扱われる人じゃないの。こっちが操るものなの」
人間関係に苦しむ、現代社会を生きる全ての人とたちへ届けたい。人間力の物語。
社畜もなかなか悪くない。
エブリスタ掲載中。ジャンル応援キャンペーン「お仕事小説」入賞作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 22:25:49
25371文字
会話率:52%
主人公が入社して退職願を書くに至るまで
最終更新:2015-07-23 19:18:17
6197文字
会話率:6%