ーーー僕は、君のために歌おう。心を込めて。
歌うことで桜の花を花開かせることのできる桜の精は、そのやさしい歌声でいつも皆を優しく見守っていました。しかし、歌を歌いすぎた桜の精は、ある日、春の女神様から春になるまで声を出さぬよう告げられま
す。
しかし、声を出さないことは桜の精にとって、とても苦しいことでした。日々声を殺して泣く桜の精を、可哀想に思った春の女神様は、夢の中に入れる不思議な力を桜の精に与えました。
その日から、桜の精の生活は一変します。いろんな人や動物、植物達の夢の中で楽しい時間を過ごしました。そんなある日、桜の精はひとりぼっちの迷子の子犬と出会って……?
桜の精と子犬を巡る、やさしくて切ない物語をぜひご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 12:00:00
11195文字
会話率:27%
いつかどこかであったかも知れない、ある兄弟のお話です。
※一部の話にR15表現を含みます。ご注意ください。
最終更新:2022-12-30 18:00:00
82476文字
会話率:45%
トワイライトシリーズの短編です。城の宝物を盗んでいってしまったザーフィスを追いかける、アメリアとクラン。王子と盗賊である二人は互いの手を組んで、グリンウッド城塞都市にて情報集めを行うのだが……、その最中に迷子の子犬を発見してしまう。これはま
だ、彼等がパーティーとして手探り状態だったころの話。ほんの一瞬の間にあったかもしれないストーリー。(※重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 06:00:00
3799文字
会話率:30%
ひょんなことから血統書付きの迷子の子犬を手にした小学生のイズミ。犬の飼育を拒む父、その父と不仲な姉、姉の恋人、犬を飼っていたはずの家探し、ひと夏のドタバタを描くホームドラマ。
この作品は、こちらの小説ブログでもアップされています。https
://mysterycircle-novels.amebaownd.com/posts/6314813/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 21:00:00
22194文字
会話率:51%
双子の仲良し兄弟、濃碧(こあを)と淡紅(とき)。
ある冬の日、お母さんに贈る花を探そうと、二人は森へ。どちらが先に見つけるか、さあ、競争です。
途中、迷子の子犬を助けた濃碧の前に「神様」が現れ、ご褒美をくれますが――。
芥川龍之介の
「蜘蛛の糸」をベースにした(?)童話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-25 18:37:30
5040文字
会話率:44%