言いたいことが日本語になかったので新しい日本語を作った結果、その語句が本に載ったお話です。
最終更新:2023-08-02 08:23:57
5877文字
会話率:0%
拙作「水属性の魔法使い」の主役涼と、準主役アベルの会話を、つらつらと、なんとなく、ぐだぐだと書いていくものです。
肩の力を抜いて読んで欲しいです。
「なあ、リョウ」
「なんです、アベル」
「その、ものすごく物欲しそうな目で見るのは、なん
とかならんか?」
「アベルの気のせいじゃないですか? 僕はいつも通りですよ」
涼の爛々と輝く目は、アベルの手元のイチゴのショートケーキに向いたままだ。
そして言葉を発する。
「ケーキは、一日一個までと決まっています」
「うん、俺は何も言っていないぞ」
「でも、権力者が、どうしても二個目を食べろと言えば、それは不可抗力というかなんと言うか……」
「……」
(第一話より抜粋)
各話1000字~3000字程度で、さらっと読んでいただける……はず……予定……多分。
もちろん、全部新作です。
web版にも書籍版にも載っていません。
初出。
だいたいにおいて、アベルの執務室が舞台となります。
基本的に、「水属性の魔法使い」本編読者向けのものではあります。
そのため、本編を読むと、より一層楽しんでいただけると思います。
とはいえ、「本編、100万字超えてるじゃないか、長いよ!」と思い、
読むのを躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方向けに、配役の説明
涼(リョウ)=ボケ役:水属性の魔法使い、C級冒険者、本編主役
アベル=ツッコミ役:剣士、A級冒険者、ちょっと偉い立場、本編準主役
二人の関係性=いうなれば戦友? 涼はアベルの護衛的立場でもある
上記の配役を頭に入れておけば、読むのに役立つかと思います。
本編読了の皆様は、本作を読み、二人の会話を懐かしんでいただければ嬉しいです。
本編未読了の皆様は、本作を読み、「水属性の魔法使い」本編に興味を持っていただければ嬉しいです。
「午後の会話」ですので、ケーキとコーヒー成分が多めです。
本編「水属性の魔法使い」には、こんな会話をいっぱい入れております。
面白いなと思っていただけたなら、ぜひ本編を……。
(ちなみに書籍版は、web版の数割増しで、こんな会話が増えております)
とりあえず、書籍版が出版されるまで更新予定です。
更新は、毎週金曜日21時頃予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:00:00
24679文字
会話率:45%
時は2200年。
地上と地下に分かたれた世界。
荒廃した地上の唯一の楽園・プリズムドーム。
太陽の光を浴び緑に囲まれる人々と、人工太陽と熱を持たないコンクリートの中で暮らす人々。
地面の下は本当に生きるのにふさわしい場所か。
俺たちは大切
なものを奪われていないか。
戦え、今こそ。ただ己が望む世界のために。
アンダーグラウンドと呼ばれる地下世界を舞台とするアクション小説。
学生の三兄弟や、可愛い系アイドルグループ、苦労人の社会人など合計四つのグループがいますが、今回は闇医者、殺し屋、情報屋の非合法な彼らのチーム結成秘話です。
時系列的には彼らが一番最初ですが、話の順序的には2番目くらいの予定だったので、世界館的な詳しい話はあまり載っていません。
取りあえず、お試しとして短編公開です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 19:00:43
10249文字
会話率:49%