パディルトン帝国の前身、アルタリア王国王族のたった一人の生き残りであるエヴィ=ミュラーは、首都アルティワノスの孤児院で、孤児に混ざり不満なく生活していた。しかし、隣国ゴビディグニグニカ王国との戦争の激化により、民の生活はますます苦しくなり、
人々の心に余裕がなくなっていく。一族を破滅へと押しやり、無理な戦争を推し進める総統ディートリヒに、彼女は疑問を抱くようになる。更に、失う家族を持たない孤児達による反乱軍の存在を知り___
不条理な世界に争う少女の成長譚。
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読んで下さってありがとうございます。
更新時間は深夜が多めになりそうです。
書き溜めながらコツコツ更新していきます。
一応注をつけますが、残酷な描写が苦手な方はお気をつけ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 08:10:00
3900文字
会話率:36%