超越者アルス・ファルカと共に戦ったかつての大魔導士――ルーザ・マーシェル。
時代が流れ、今や彼は名実ともにトップに君臨するSランク冒険者。
しかしその心は、かつての仲間に向けられたまま、どこか醒めた日々を送っていた。
そんな彼の元に届く、
王都ベルツェからの一つの依頼。
舞台は、魔力に満ちた危険地帯「禁足地」。
消息を絶った兵士たち、突如観測された膨大な魔力……
そして、そこに潜む“異常”。
共に任務に向かうのはかつてアルス・ファルカと共に世界を救った賢者アリス・ファーヌ、そして熱血剣士オーディン・アルト。
騒がしい日常の中、再び立ち上がるルーザの影に、かつての“彼”の姿が重なる。
「――この大魔導士ルーザ、どんな時でも揺らがない」
※超越者はただ静かに暮らしたいの公式スピンオフ作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:00:00
1707文字
会話率:54%
頭脳明晰で冷静沈着な青年・アルス・ファルカは、RPGのようなファンタジー世界で“超越魔法”という異能の力を持つ。しかし、その力は相手を完全に解析し、戦闘中は無敵となる一方、戦いが終わると元の無能力な状態に戻ってしまうという特殊なものだった。
超越魔法の力を隠しつつ、アルスは平穏で静かな日常を望んでいるが、熱血剣士のローディンや優しい賢者アリスといった個性豊かな仲間たちに巻き込まれ、数々の冒険や強敵との戦いに巻き込まれていく。
冒険者としてのレベルは低いままながら、超越魔法の力で圧倒的な戦闘力を発揮し、やがて世界の運命を揺るがす陰謀に立ち向かうことになる――。
「ただ静かに暮らしたい」その願いは叶うのか?
超能力×ファンタジー、静かなる超越者の戦いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 17:00:00
34168文字
会話率:39%
重複でない 12作品目( 20投稿作品 )です。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編(?)です。
◎ 「 守護衛士が冒険者になってみる 」の続編になります。
◎ 不定期投稿です。
気が向いたら投稿する形になります。
期待はしな
いでください。
《 冒険者ギルド 》にて〈 冒険者 〉となったマオ・ユーグナル。
≪ サドラロッテの町 ≫に滞在していたマオは、《 冒険者ギルド 》へ出掛けていた。
今やすっかり《 冒険者ギルド 》の常連さんとなり、親しくなった顔馴染みの〈 冒険者 〉も増えていた。
何時もの様に依頼帳を見ながら依頼の物色をしていたマオは、親しくなった〈 冒険者 〉に声を掛けられた。
何時もニュイリかフィンフィレイナと《 冒険者ギルド 》へ来ていたマオが、珍しく一人だったからだ。
マオは〈 冒険者( 以下、T男 ) 〉から、≪ 魔物の村 ≫の事を一方的に聞かされた。
話を聞いたマオの瞳は、キラッキラと輝いた。
マオは依頼帳を受付へ返すと、T男へ御礼を言い《 冒険者ギルド 》を出て行った。
T男の不敵な笑みに気付かぬまま、マオは寄り道をせずに《 宿屋 》へ走るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 00:08:58
451529文字
会話率:39%