時は〈信号時代〉
エリア6の機械都市28区画に住む、ゾーは、ある日、親友ヘイメンについての記憶を突然思い出す。
親友の記憶は自身への「トラウマ」である「言語史」について向き合うことを促した。
ゾーは自身の脳内にある記憶図書館『アーカイブ・ゾ
ー』にて最新部に眠る、「言語史」のテキストを手に入れるべく歩き出す。
今、壮大な一夜漬けの旅がはじまる!
※別名義で某サイトにて同作を第十二話まで連載していましたが諸事情により現在、そちらは削除済み。こちら「なろう様」オンリーで連載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 17:40:00
110394文字
会話率:1%
あなたが「とても」と言うとき、どんな気持ちで使っているだろうか? すごくという意味? いやムリだよという意味? ……語史って何なの、と思った方に。また、言葉の変化過程に興味がある方に。言葉にもそれぞれ歴史がある。(これは、筆者がウン年前に卒
論で書いたものです。せっかくなので、さらしてみました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 23:00:00
22006文字
会話率:4%
これは七人の落語家の身に起きた悲劇の物語である。
柳平と嵐平次、落語家たちの運命が一層哀れさを感じる。
だが、たとえ彼らが長生きしなかったとしても、かくもおぞましき恐怖の体験はのぞまなかったろう。
桜柳平が帰ってきた夏、寄席は悪夢へ
と転じた。
その出来事こそ――江戸落語史上最も異様な犯罪の一つ――浅草チェーンソー大虐殺だ。
カクヨム、noteにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 11:32:19
56131文字
会話率:38%