主人公は落語「死神」が好きな男。飲む打つ買うの三拍子の揃ったクズ男に付き従う妻。ある日酒屋で角打ちしていると、奥から店主の婆さんがチンチロで飲み代をタダにしてやると言う。条件はゾロ目の1が出れば、男の勝ち。それ以外は負け。ゾロ目の1が出て勝
てば、この不思議な長財布をくれてやるというものだった。この長財布、空っぽの状態でポンポンと叩けば五十万もの札束が溜まるっていうものだった。
勝てばもらえるこんな好条件、負けても飲み代を払うだけ。
ならばと、欲をかいた男は勝負をする。ゾロ目がでるのか?長財布の正体は?といった落語小説的ホラーです。名作落語「死神」から派生させたオリジナル落語小説。お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 19:24:30
9778文字
会話率:59%
日常にお酒は色んな人間模様を醸し出す。
そんな…人間模様を酒屋目線で書きました。
馬鹿な酒呑み賢い酒呑み…色んな人間模様…心ゆくまでお楽しみ下さい。
最終更新:2019-08-08 15:46:10
2618文字
会話率:14%
潮風を感じる場所にある古都。
俺、駒泉颯磨は両親の酒屋を継いで、相棒の猫であるスズランと店を守っていた。
……そんなある日の日暮、変わらない日常が変わってしまった。
見慣れないレトロでノスタルジックな街並みが現実世界と重なり合い
猫
のはずのスズランは人間の姿に!?
俺とスズランは、バイトの床波亜理紗、勝野郁弥と共に新たな日常の幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 11:47:51
5920文字
会話率:35%