「俺はこの異世界で、麻薬王に……白濁王(キューピーキング)に俺はなる!!」
某大手マヨネーズ会社の社員を祖母に持つ少年、弦木 恭一郎(17歳)。
彼はエリート進学校に通う優等生であったが、身に覚えのない罪でなにもかもを失い、世界の全て
に絶望していた。――そんな時、彼は妹と共に、謎の光に包まれ異世界へ。
恭一郎が流れ着いたのは、奇妙な花の咲く小さな村。
そこで出会った人々は皆、善良で温かい心の持ち主ばかりであったが、彼らは大貴族たちの圧政により、ひどい貧困の中で暮らしていた。
「この世界にも正義はなかった! だったら俺は、悪として生きる! 皆のために違法な方法で富を得てやる!」
少年は、村の人々や、世話になった姫のため、美貌の女騎士カーラ・ルゥと共に『 麻薬王 』となる決意をする……。
――祖母ゆずりのマヨネーズの力で!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 00:00:00
131439文字
会話率:38%