この歳まで生きてきても受け入れられ無いものが存在する。
其れが幼子と老人の肉声だった。
聞けば聞くほど気が動転して、何も考えられなくなる。
すぐにでもかき消してしまいたい。
私が分かってるよ。頭おかしいって。
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
周りが私に憎悪をぶつける度に、
『んな事、私が一番わかってるよ。私が普通じゃないって』
『何度と言わせるなよ』
と薄ぼんやり思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 14:33:02
871文字
会話率:23%
――天城美鈴は、甘え下手である。
二宮寿人がそう知ったのは、ある日の放課後のこと。啜る泣く声に導かれて歩くと、そこにいたのは【ミスパーフェクト】の異名を持つ彼女だった。
どうしたのかと聞くと、美鈴は泣きじゃくりながら語る。
周囲
の期待に応えようとしてきたが、それが苦しくて仕方がないのだと。見えないプレッシャーに押しつぶされそうになっているのだ、と。
しかし今まで誰かを頼ったことのない彼女は、どうすれば良いのか分からなくなっていたのだった。
「だったら、俺に甘えれば良いよ」
彼女の話を聞いた寿人は、そう答えて決意する。
高嶺の花であるようで普通の女の子。そんな美鈴のことを甘やかそう、と。
これは甘え下手な女の子を甘やかす、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 10:03:33
7102文字
会話率:32%
誰もがみんな自分の石を持っている。
それは捨てることのできないもの。自分で選ぶことはできないもの。他の人と換えることのできないもの。
宝物だと思っていた自分の石は、人と比べたらクズ石だった。
輝く石を持つ人が、憎くて仕方ない。
石のことを考
えて続けて、苦しくて仕方がない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 22:00:00
3053文字
会話率:3%