誰もいなくなった、緑に覆われていく世界。人の息吹をそのままに残した地には、死から溢れ落ちてしまった二人の少年少女がいた。三十六冊のノートを巡って不思議な二人が出会ったとき、人間の時間が動き出す。
これは、残された人間の時間の物語。
最終更新:2016-01-20 18:20:22
21368文字
会話率:19%
自分のせいで親友を亡くした実結は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)によるフラッシュバックと自らを責め苛む後悔に苦しんでいた。しかし、そんな実結に「お帰り様」の手が差し伸べられる。大切なことを伝えるため、実結は夏祭りの夜、その姿を探す──。
※一話の長さが投稿できる文字数ギリギリぐらいしかありません。ご容赦ください。
※全編完結しました。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 21:53:18
39919文字
会話率:29%