かつて世界は真っ白で、何もなかったとされている。
それを憂いた色彩の神たちが、世界に色を付けた。
しかし、それだけではまだ物足りず、世界に形を加えるべく、様々な個性を持った王たちを召喚し、現在の世界と文明を誕生させるに至った。
こうして世界
はありとあらゆる歴史を紡いできたわけだったが、悪意を持つ民たちが増え、世界の均衡が崩れようとしていた。
それを防がんと、人々の魔の心や悪意を引き受け、司る王、魔王をどうにか擁立させることで、世界は救われた。
………はずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 17:23:19
21475文字
会話率:61%
とある世界での神々と人の営み。 色彩が全てを司る世界で、色彩に見捨てられた人々がたどりついたのは―― その道中における少年と少女の短い挿話です。
最終更新:2013-06-26 17:40:33
4236文字
会話率:5%