*秘密を抱えた執事×夜会嫌い公爵令嬢*
公爵令嬢ローザは社交界と夜会から逃げ回っている。
何よりも婚約者探しがだるい。ちょっと怖いイメージの黒魔法を持っているからって「あんた悪役令嬢でしょう!?」って突っかかってくる謎のお嬢さんもいるし。
あと貴族めんどくさすぎ。
それに義務がある。
黒魔法を司るエルドラド一族に伝わる特別な瞳を秘匿しなければならないのだ。
「アレク、その招待状(ゴミ)燃やしといて」
「できかねます、お嬢様」
「結婚するなら貴方がいいかも」
「……困りましたね」
「ちょっと笑ったでしょ、今」
これはローザが、とある事情を抱えた(隠れ超絶ヤンデレ)執事に捕まるまでの話。
*
この作品はpixivにも掲載します。
初投稿作品「エルドラドの銀蝶(年齢制限)」を元にしています。
投稿は週1回程度の予定。
更新情報・番外編はtwitter(@Rinze_S)にて。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 20:00:00
6305文字
会話率:41%