人は空への憧れを捨てきれなかった。
いつか鳥のように自由に大空を羽ばたいて飛びたいと思い描いていた。
その後、急速に発展した航空科学。
人は空にこそ希望があり未来があると考えた。
空を制する者は世界を制す。
空にこそ世界がある。
ーー空と空が交わる境界線の彼方、その先にあるまだ誰も知らない未開な世界を人は求めて争っていた。
空に憧れを抱く兄妹クロードとアイラ
貴族の姫シャルルと出会った時、兄妹の運命の歯車が動き出した。
三人は、それぞれ操縦士・サポーター・整備士となり世界の空を舞台に旅立つ。
*ブクマ・コメント・評価頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 17:42:00
23580文字
会話率:48%
小春と早希が所属する東條大学航空科学部航空科学科のフライト部が太平洋横断レースで切磋琢磨する話。
小春と早希は一年生で新入部員。
自家用車レベルで多種多様な飛行機が自家用機になっている世界の日本国。
ワールドトレンドといえば飛行機によるエア
レースや航空ショー。
主人公の海鳴小春は海に浮かぶ鉄の箱航空母艦に設置された大学のキャンパスで航空学を学ぶ航空学生。
国立東條大学”タイホウ”キャンパスの航空科学部航空科学科が管理運営しているフライト部という飛行機が好きな者たちが集うサークルでパイロット部門の学生たちが現代戦闘機や大戦機を駆ってエアレース世界大会や太平洋横断レースを勝ち抜くミリタリーコメディ小説。
小春はフライト部の新米部員。飛行機が大好きで未成年によるフライトライセンス取得を成し遂げた天才。
飛行機で食べていこうという夢からパイロット排出の多い東條大に進学し、フライト部に入部する。
そんな小春の他にも飛行機に並々ならぬ情熱を注ぐ学生がいた。
小春の同級生で同じ学科の同じ授業をとる天河早希だ。
早希は全日本エアライン社の機長の娘で、将来同社の数少ない女性パイロットになるために東條大に進学し、フライト部に入った。
小春が明るい天然ムードメーカーなら早希は空気の読めるクールガール。しかし波長が合うようで2人は仲が良い。
小春と早希とフライト部員が挑む世界の空!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-22 23:52:57
4219文字
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