膝を傷めてしまった(矢傷ではない)
最終更新:2024-03-28 10:05:51
443文字
会話率:10%
世界でも例の少ない奇病、突発性女転(とっぱつせいにょてん)に、まさかこの僕がかかってしまうとは……
とある男子高校生が、突如として女性の体を手に入れるお話。
そして、それからのお話。
最終更新:2024-03-06 01:52:47
20687文字
会話率:41%
とある配信者が、総理大臣の公然の死を予言した。
それを皮切りに、日常がガラリと変化していく。
最終更新:2024-01-25 01:25:45
8281文字
会話率:42%
若く正義感にあふれたタイヨウは、転生対策本部(転対)に配属された。
主に本部長のバルトのもとで、タイヨウは多発する犯罪を少しでも食い止めようと奮闘するが…
「こう言っては何だが、よその世界から人が来るようになってから治安が悪くなった…って
いうのは一理ある」
転生者にも関わらず転生者を見張る立場にあるタイヨウと、ガサツながらも先輩として見守るバルト。
異世界転生が、悪しき文化とされていたならば…そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 17:50:01
2215文字
会話率:51%
軋む関節のねじ切れるような破砕音が頭に響く
異常を示すアラートがこの狭く暗い棺桶の中を赤く彩る。
先程まで元気に悲鳴を上げていた同輩の声も今は聞こえない。
「撤退は認められない、死守だ!死守しろ!」
それを受け取るべき護衛はもう
居ないというのに、
壊れたラヂオの様に同じセリフを垂れ流す通信機に本気で殺意を覚えた所で、状況は変わる訳がない。
残った作業用ワーカーが健気に対害獣用の小火器で撃ち返しているが、
此方が一撃った所で向こうから十のお返しが来るような状態だ。
また此方のワーカーが火達磨になり無数の破片に変わった。
俺が未だに原型をとどめてるのはただの運だ。
最初に俺の前で作業していたワーカーが吹っ飛んだせいで
たまたま俺のワーカーの膝関節が破損し、そしてたまたま自分が掘っていた穴に転げ落ちた。
ただそれだけだ。
結局、その運も数秒自分を生かしてくれただけのようだ。
豆鉄砲を悔し紛れに打ち返してみるも、所詮作業用ワーカーでは相手の一歩を止めることすら不可能なようだ。
前線から離れた場所だから大丈夫と武装の殆ど無いワーカーで来た事への後悔、早々に退場してしまった頼りない味方への罵倒、
とどめを刺すべく近づいてくる敵への恐怖、何とも言えない様々な感情で頭の中は沸騰する。
くそったれ、コクピットに一発叩き込んでくれるだけで終わりだっていうのに、丁寧に両腕を破壊した後
俺の落ちた穴に建造物破壊用の大型多弾頭手榴弾投げ込みやがった。
顔は見えないのにニヤけてるのがわかる。
最悪のテラテラのトカゲみたいな嫌らしい面をしてる、絶対にだ。
閃光とともに耳を劈く多数の轟音、そして僅かな浮遊感とともに、視界はブラックアウトした。
3XXX年 日本は3つの勢力を主軸に戦国時代に突入していた
北海道を支配下に置く革命軍 日本人民共和国
関東を支配する帝国軍 大日本帝国
九州を本拠地とする同盟軍 自由日本同盟
そして、生まれては消えていく多数の小国
何時から始まったのか、そして何時終わるのか。
もう誰も覚えていないのに、戦争は続く。
鋼と炎が世界に蔓延し、それが当たり前となったこの時代、人は戦うために生まれ、そして死んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 12:23:38
8704文字
会話率:15%