気が付いたら俺は別世界にいた。いつ来たのかもわからない。なぜここに来たのかもわからない。そして、俺が誰なのかもわからない。どこからきたのかもわからない。
そしてここがどこなのかもわからない。
かつてその町には災いが降り注ぎ、それでも彼
らはたくましく、辛うじて日常を取り戻す。しかし俺を呼び寄せた彼女には災いの影響で、ある呪いがかかってしまう。
ちょっと泣き虫で頼りなさそうなご主人さまが、その呪いのせいでこの町で安心して暮らせねーらしいんだが、自分のことは後回しにして町の人たちを守りたいっつーし、何とかして仲間の力になりたいっつーし、ほかにすることもねーから、元凶の龍を退治するために、人じゃなくなったこの体と知恵を振り回すとするかねぇ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-03 23:02:08
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会話率:63%