私の名前は猿田ゴリ男、17歳のおとめ座、好きな色は黄色、好きな食べ物はバナナ。
「学校が大っ嫌い、皆は変な目で見てくるし人を見た目で判断しすぎなのよ、運動も大っ嫌い、だって変に期待されちゃうんだもん」
学校にいけばいじめられるし成
績も悪い、ついでに運動神経も無い。そんな彼(彼女)はゴリラのくせにと言われ続ける毎日。でもどんなにつらくても学校に行く、理由は好きな人(同級生男)がいるから。
その彼はかなり優しく、何より普通に気さくに接してくれる。いきなり遊びに誘ってきたり、カラオケも2人でいったり、体もよく触ってくるし、この人ひょっとして…
でもそんなある日、ゴリ男が好きな彼が目の前で車にはねられてしまう。
ゴリ男は今までみせたことの無い脚力でダッシュして、その男に向かう、向かっている途中で手に持ってた缶ジュースを握力だけで握り潰してしまう。
中身のジュースが飛び出し、それに光が照らされて虹が何本も横ぎっていく、気づけば高速で自分が走っていることに気づいてあっという間に景色がながれていく。
好きな同級生は何故かその場に横たわっているだけで、それ以外が、景色が高速で動く。その片思いの男を抱きかかえた瞬間に彼は「ぱっ」と消え、辺りが別の世界に一瞬で変わる。
「やだー、どこよここー」
ゴリ男は下半身をもぞもぞしながら誰に聞かせるでもなく言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 11:09:18
1602文字
会話率:17%
「尊い自己犠牲に敬意を表し、君にもう一度チャンスをあげよう」
通り魔に襲われて死んだはずの俺は、気付くと真っ白な部屋のなかにいて……困惑する俺を出迎えたのは、超絶美女の自称神様の秘書子さん。秘書子さん曰く、俺を剣と魔法のファンタジー世
界に転生させてくれるらしい。平和に暮らしたかったがオタク根性には逆らえず、ファンタジー世界で冒険者ライフを送ることを決意しました。憧れたファンタジー世界に行けるのなら多少のトラブルなんざ怖くない、いざ行かん!俺の輝かしい冒険者ライフ!待ってろドラゴン!行くぜダンジョン!やってやるぜ魔王退治!!
ーーーーーしかし現実は甘くなかった。世の中激辛である。
転生先にはトラブル掃除機基、ガッカリ美少女基、一緒に死んだはずの幼なじみの姿もあって……
静かに暮らしたいのに周りがそうさせてくれない、剣と魔法と筋肉のファンタジー世界で、とりあえず俺、冒険者として生きていきます。
将来の目標?そりゃもちろん大金稼いで田舎で静かに暮らすことです。
※見切り発車です。気長に、気楽にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 20:54:37
23134文字
会話率:40%