主人公・隣太郎は、図書室で会った後輩・亜緒に惚れ込んだ。
彼女とお近付きになるため、隣太郎は図書館通いを始める。
本の貸し借りを繰り返し、少しずつ会話もできるようになった。
そして三か月が経った頃、ついに彼女への告白を敢行したが……。
「ごめんなさい。無理です」
結果は惨敗であった。
しかし無駄にポジティブで諦めの悪い隣太郎は、彼女に言った。
「君と親しくなるために傍にいさせてほしい」と。
「嫌がってるのに付きまとうなんて、ただのストーカーですよ!?」
「だったら俺は喜んで君のストーカーになる!」
一途な想いを間違った方向に突っ走らせた加害者。
そして押しの弱さゆえに、彼をうっかり受け入れてしまう被害者。
歪にも程がある二人の間に、果たして愛は芽生えるのか。
さらに別の少女たちも加わり、彼らの関係性は拗れていく――。
※本作はストーカー行為を推奨・賛同するものではありません。
作中の行為は、両者の合意に基づいた合法ストーキングです。
他の犯罪っぽい行為についても……とにかく見逃して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 22:54:41
236198文字
会話率:40%
思ったこと(欲望)を素直に伝える系男子《依存系ヤンデレ》×聡明な女王様系女子《束縛系ヤンデレ》
レベッカ・ミスティは呆れていた。王子を筆頭とする平民の女に熱をあげる馬鹿な男たちにも、婚約を破棄され品のない喚きをあげる女たちにも。
そして
自分から離れるだろう婚約者と、躾を失敗した自分自身に。
だがエリシュオン・アディールはいつも通りの馬鹿だった。
退廃的な愛に堕ちゆく高貴なふたりの依存と束縛は、一体どこへ向かうのか。
そして渇いた男が女に満たされる、そういうおはなし---つまりヤンデレカップルは最高。
*主人公はレベッカとエリシュオンのふたりです。病み度はレベッカが上、鬱度はエリシュオンが上。
*プロローグみたいな感じの一発ギャグ的小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 22:52:20
4562文字
会話率:26%