主人公・隣太郎は、図書室で会った後輩・亜緒に惚れ込んだ。
彼女とお近付きになるため、隣太郎は図書館通いを始める。
本の貸し借りを繰り返し、少しずつ会話もできるようになった。
そして三か月が経った頃、ついに彼女への告白を敢行したが……。
「ごめんなさい。無理です」
結果は惨敗であった。
しかし無駄にポジティブで諦めの悪い隣太郎は、彼女に言った。
「君と親しくなるために傍にいさせてほしい」と。
「嫌がってるのに付きまとうなんて、ただのストーカーですよ!?」
「だったら俺は喜んで君のストーカーになる!」
一途な想いを間違った方向に突っ走らせた加害者。
そして押しの弱さゆえに、彼をうっかり受け入れてしまう被害者。
歪にも程がある二人の間に、果たして愛は芽生えるのか。
さらに別の少女たちも加わり、彼らの関係性は拗れていく――。
※本作はストーカー行為を推奨・賛同するものではありません。
作中の行為は、両者の合意に基づいた合法ストーキングです。
他の犯罪っぽい行為についても……とにかく見逃して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 22:54:41
236198文字
会話率:40%