システムエンジニア(SE)として順風満帆なキャリアを積んでいたサトシは、時々双子の兄と意識が入れ替わる不思議な関係。
ある日、数年ぶりに意識が入れ替わると、兄は異世界で魔剣士を営んでいた。
サトシは戸惑いながらも、兄の代わりに魔剣士として
国を疲弊させる王を倒す旅に参加する事になる。一方で兄はサトシの人生を代行する。
剣道で培った技を駆使して活躍するサトシであったが、これまで積み上げてきたキャリアや彼女との関係は兄との入れ替わりによって変化していく。
自分と他者の人生を行き来する中で、魔剣士としての宿命を代行しつつも、自分の人生は守りたいと願い必死に踏ん張る男の物語。
※辛口でも良いので評価お待ちしてます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 01:56:32
2795文字
会話率:4%
異世界・エレメンティア。
そこは人間が住む世界・人間界とは別次元にある一つの世界。
そこには神、悪魔、魔物、ドラゴン、精霊、妖怪……人とは異なる異形だけが住み、人間は誰一人として住んでいなかった。
そして、そのエレメンティアの妖怪が住む国、
妖魔国では妖怪の子供達が通う学校があり、そこに一人の少女がいた。
少女はその世界の最高クラスの妖魔である九尾の娘、千歳。
千歳はある日、面白半分で魔法陣を描き、妖力を注ぐと偶然召喚術が発動してしまった。
そして、召喚されたのはこの世界には存在しないもの……人間の少年だった。
少年の名前は天音。
人間だが類稀な才能と惜しまない努力で人間界の古今東西の様々なスキルを身につけている。
ちなみにその古今東西のスキルを教えた天音の師匠は数年前から阿呆で身勝手な理由で行方不明となってしまった。
天音はその師匠を見つけ出すための旅(そして半殺し)をしていたのだが、いつの間にか千歳に召喚されて元の世界である人間界に帰れなくなってしまった。
そして、幸か不幸か、天音は千歳の母の計らいで人間以外の存在、千歳と同じ幼い妖怪たちが通う『妖魔学園』に通うことになった。
しかし、人間一人で周りは妖怪だらけという何とも可笑しな学園で天音は慌ただしい学園生活を送るのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 00:00:00
33608文字
会話率:54%