開くだけで、特殊能力が使えるようになる、不思議な本。中には漢字が一つあり、意味にまつわるスキルが身につく。例えば「火」の書は火を操り、「顔」で自在に顔を変え、「石」で石系能力獲得、「店」でお店を開店し、それから「叶」で願いが叶う……! 他に
も多彩な「神字(かんじ)」があるが、されど身につくは最初の一冊、何が出るかは本次第。中年ヒキの主人公は、そんな異世界に転移した。彼は決意した。ここで人生やり直すと。ところが出たのは『無』という、何も起きない能力だった。だが……彼は思いつく。そうどんな能力も、使い方次第……! 彼は独自の発想で、異世界ライフを、楽しむのだった……!
※一応、主人公最強です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 23:15:40
58870文字
会話率:20%
ある日、露天商風の姿をした人物から声を書けられた男、青空凌治は漢字検定で満点を取ればただでプレゼントを貰えるという言葉に乗せられて検定を受けてしまう。
見事に満点を取り、プレゼントされたのは禍々しいデザインをした羽根ペンととあるゲームを紹介
する小雑誌。露天商風の男はとあるゲームのPRをしていたのだ。
魅力的なゲームの設定に惹かれた凌治は、小雑誌の最後のページをただでゲームが貰える応募券だと思い込みサインすると――。
突然、草木が芽生え恐ろしい野獣の咆哮が聞こえる秘境の中にいた。
『神字』と呼ばれる『世界に“俺ルール”を刻む』能力を使い、凌治は必死にこのファンタジー世界で生き延びる。
さらに凌治よりも先にこの世界に転移してきた99人の『神字使い』は何を企むのか……。
テーマは『転移者全員総チート』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-09 03:21:37
4642文字
会話率:23%