目が覚めると、白い廊下に佇んでいた宮藤学は、この世界ではないどこか違う世界に転生する。
最終更新:2020-03-22 13:56:21
2958文字
会話率:41%
僕は、地元の公立中学へは行かなかった。
山間にある全寮制の私立の中学校に入学した。
けれど、それは自分で決めたことではない。
別に、地元で問題があったわけではないし、家族との関係も良好だったはずだ。
確か、両親に勧められて決めたような記憶が
ある。
特に嫌がるような理由もないし、何となくっていう軽い気持ちだったりするんだろうなと今は思う。
そんな曖昧さが幾つも集まって僕はできている。
だからなのかな。
二年生になっても僕は一人だ。
成績だって最低だし、何をやっても上手くいかない。
いつも一人で置いていかれ、白い廊下をぐるぐると走っている。
そんな毎日が、ただ過ぎていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 20:31:46
108921文字
会話率:28%
想像力を使って読んで戴きたいです。
できれば感想と評価をお待ちしております。
最終更新:2011-04-22 01:04:38
2582文字
会話率:24%