お父様が前に出て宣言しました。
「確かに青のペンダントであることを確認した。ここに正式にわが娘、デイジーを次期当主にすることを宣言する」
……
これは、あるお屋敷の家宝であり、当主の証でもあり、インテリジェンス・アイテムでもある、「青の
ペンダント」を手にしてしまったお嬢様が、そいつの言葉(口がないので念話)に振り回されることになる、お嬢様とその周辺の者たちの苦労物語。
はじめての投稿になるので、誤字がありましたら報告してくれると助かります。
なお、不定期更新になりますのでご理解いただけると助かります。
この物語の世界観について、とりあえずご注意申し上げます。
一見すると「テンプレの中世的な剣と魔法のファンタジー世界」ですが、ここは本物の魔法のある世界ではありません。
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」という作家アーサー・C・クラークの言葉にインスパイアされたことにより、でっち上げた、疑似SFのような疑似ファンタジーのような世界です。
純粋なSFやファンタジーが好きな方には「ごめんなさい」と言っておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 19:51:51
21084文字
会話率:41%
私が生まれて初めて対峙(退治ではない)することとなった魔物は、ブロブでした。日本では「スライム」と言った方がなじみが深い魔物でしょうか。
私は出会いました、ブロブといういとおしい生物に。生涯をささげてもいいと思える、愛玩動物(ペット)に
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-06 16:00:00
3140文字
会話率:0%
本格VRMMO、”虹の門”。
そこではいましも”最終戦争”が名だたるプレイヤーキャラクターによって遂行されつつあった。
増殖しすぎたモンスターを駆逐する一大作戦は、プレイヤーたちの圧倒的優勢のうちに進められてゆく。
しかし、突如として異変が
プレイヤーたちを襲う。
多数が強制ログアウトされる中、数人のプレイヤーたちのみがログアウトできなくなってしまったのだった。
VRMMOの世界にとらわれた彼らは、現実の世界へ帰還しようと画策するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 12:00:00
266247文字
会話率:28%