魔女狩りが起こる遥か昔のこと。〈叙事詩圏〉の西部辺境ロカノンの地にて、ある巨大なプロジェクトが進んでいた。名付けて〈記憶堂〉、大いなる《記憶》を讃え、聖遺物を納める大聖堂の建造がそれだった。このプロジェクトは領主と教導会と異民族とが手を取
り合い、文字通り相争った歴史的記憶を埋葬し、〈女神の平和〉の到来を謳うための記念館になるはずだった。ところがそのプロジェクトの最新の現場監督、名誉市民ヘラルドはある朝呼び出しを受けて、プロジェクトの停止を命じられる。憤慨する老人ヘラルドは、この歴史の背景にあるものを知らされるが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:30:00
10566文字
会話率:59%
遊牧で暮らしを立てる者が多い草原地帯で、町を作って生活しているデラフ族。他部族の不穏な噂が聞こえてくる中、町にやってきた隊商は、山向こうで拾ったという一人の少年を連れていた。
天真爛漫な族長の娘と、外から来た不遇な少年の交流譚。中世風な世
界が舞台の物語です。[個人サイトとカクヨムにも掲載]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 08:30:00
9998文字
会話率:52%
ユイが越してきた村では、年に一度独自の神事があるという。主役となるのは、十〜十五歳の少年少女。彼らは弓や銃を携えて、夜の杜へと入り込む。
〈神狩〉と呼ばれるその神事。狙いは、その夜に生まれ落ちる神。
神を産む塔の足下で行われる〈神狩〉と
は。〝他所者〟のユイが体験した一夜の話。
企画『風土記系FT競作企画「構」』参加作品
http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku/2024_01_kamae/kikaku.html
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 00:00:00
9680文字
会話率:39%