佐野樹里亜は自分の誕生日に彼氏と行ったレストランで、別れを告げられた。そのヘラヘラした態度に呆れはて、捨て台詞を残してレストランを後にした。その帰り、自宅最寄りの駅にて上司である主任と会ったのだった。彼も自分も同じ会社ということもあり、今日
の事情を知っていた主任から、早い帰宅を指摘された樹里亜は、堪えきれずに涙を流してしまった。涙が止まらない樹里亜を自宅へと連れて行った主任は、樹里亜のグチを聞きながらやけ酒につき合うのだった。そして……樹里亜の一言から、二人の関係は変化をしていくことになるのでした。
どこまでが本当でどこからが嘘なのか。一筋縄ではいかない恋模様をお楽しみください。
この作品はたこす様主催の『この作品の作者はだーれだ企画』に参加した作品に加筆修正および改稿したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:00:00
102402文字
会話率:40%
スコット侯爵家の末娘クリスティーヌは、5歳の時に階段から落ち前世の記憶を思い出した。前世の美咲は男運の無い女性で、友人にクズ男ホイホイと言われていた。
前世の死因は、付き合っていた借金男にキレられて、突き飛ばされた結果階段落ち…死ぬ間際
に、男運の無さを嘆いたのを神様が哀れに思ったのか、目覚めたクリスティーヌには、男性の頭上にその人の性格、女性に対する態度が文字として見えるチートが……。さらに、クズ男であればあるほど近づくと体調が悪化するおまけつきだ。
最悪なことに転生したこの国の結婚制度は一夫二妻制だった。前世日本人だったことを思い出したクリスティーヌにとって、女性二人を娶るこの国の男性はクズ男認定されてしまい、ほとんどの男性を受け付けなくなってしまった。男性恐怖症になった結果、5歳から引き籠ることになった。
このままでは一生引き籠っている、それは流石に拙いと思ったクリスティーヌは8歳の時、王宮の主催するお茶会に参加した。そこに参加していた第一王子ギルフォード殿下に気に入られかけるが、この王子が最強のクズ男らしく、激しい体調不良に襲われてしまう。ここで何かの間違いで婚約者に指名されたら詰むと思ったクリスティーヌは、16歳で成人して一夫一妻制の隣国に留学し、そこで運命の旦那様を見つけるべく、奇跡的に体調が悪くならなかった第二王子のアルバート殿下に契約婚約をもちかけた。
チートに翻弄されながらも、幸せになろうと空回りするクリスティーヌは、運命の相手を見つける事が出来るのか??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 08:37:09
140810文字
会話率:62%
男運の無さを嘆きながら異世界転生を果たしたマリア。
転生した先は貴族だったが、没落寸前の貧乏貴族。
恋愛に夢を無くしたマリアはどうしてもしないといけないなら金持ちと契約結婚だと宣言したら予想外に大物を釣り上げたようで?
最終更新:2022-10-09 12:07:08
3141文字
会話率:30%
私には今、好きな人がいない。
何故なら、私は男運がとても悪く、人を好きになると碌なことにならないから。
過去に付き合ってた人は2人いるが、1人目の彼はモラハラ男で、些細なことで喧嘩した後、私のことを罵り、そして家から追い出した。私はそれ
に呆れて彼との別れを決めた。
2人目は、超絶女たらしで、私の他に4人と同時に付き合っていた。所謂、5股である。そんな彼は、私との待ち合わせをすっぽかして他の女と会っていた。馬鹿だった私は、その待ち合わせ場所で5時間も待っていた。彼と同時に自分にも呆れ返った私は、その後当然、別れを切り出した。
こんな感じで今まで碌なことがなかった私は、自分の男運の無さを自覚して、いつしか人を好きになるのをやめていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 21:23:19
6287文字
会話率:43%