「想像して。ここは九月の公園ではない……」
しおんは放課後、僕に魔法をかける。それは、とある九月の放課後からの事だった。
その日、僕としおんは初めて言葉を交わした。しおんはクラスでは決して目立つ生徒ではない。けど、紛れもなく美少女だ。
コミュ症のくせに一生懸命TRPGについて話す様子がやけに刺さるので、僕はしおんとゲームに興じる事にした。すると、徐々にしおんは本性をあらわして……!?
※TRPGをモチーフにしておりますが、特定のTRPGを描いている訳ではありません。ざっくりと、TRPGはこういう物だ。と、いう理解でお読みください。
この作品はカクヨムで公開した、
「しおんちゃんは内気でお茶目なダンジョンマスター★」
と、いう作品に加筆修正をしたものです。こちらの方が丁寧に書かれてはいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 19:40:52
24697文字
会話率:50%
詩織は高校二年生。父の転勤に同行するため、明日ラオスに引っ越す。今日が最後の体育祭だ。女子生徒に人気高い英語教師に片想い中だけれど、告白するつもりはなかった。
自分は出来の良い生徒ではないし、大人の男性に相手にされるとも思えなかったから。
グランドの片隅でお礼だけ伝えたい。そう思う詩織の前で、英語教師は優しく笑った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 18:05:22
999文字
会話率:41%
26歳現国教師と、生徒ではない女子高生の恋の一幕。
※他所でも公開しております
最終更新:2017-01-05 14:52:00
1733文字
会話率:29%
結構散々な死に方をしたイザベラはこのRPGっぽい世界、二ルベルディングに前世の記憶を持って生まれた。しかしこの世界はあるとんでもない問題を抱えていたのだ。それは---とんでもない魔法依存社会だったのである。
魔法ばかりがありがたがられる世界
で、イザベラは決めた。「この社会を何とか…できなくてもとりあえずは私のせいで職をなくしちゃったこの子たちを何とか幸せにしよう」、と。
魔法は使えないが最高の攻撃力と体力を持つ家出女子・イザベラと、魔法は使えないが最高の防御力を持つ竜の子・ハーディと、魔法は使えないが最高の射撃力を持つ魔王の子・ティベルの3人が、ここがRPGではなく乙女ゲームの世界だと知らないままでヒロインや攻略対象者たちや学園を襲う魔物その他を打ちのめす話。
*少し投稿から遠ざかってしまったためリハビリも兼ねて。文章をためて投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 23:36:29
4766文字
会話率:12%