――甘い芳香を放ちながら、私は腐りかけている。
魔物を倒す為の救世主とまで呼ばれていた魔法使いは、逆にこの世を混沌に陥れる原因となっていた。
魔法使いは魔物を根絶する為に存在しておきながら、その身はいずれ魔力に蝕まれ、最終的には自身が魔物
と化してしまう。そしてその魔物を倒す為にまた新たな魔法使いが生まれていく。
とある村に住む少女エルはその身体を魔力に蝕まれるが、奇しくも人として生き延びる。自らの身体がいつ魔力によって自分じゃなくなるか分からない恐怖を背中に残った翼と一緒に背負いつつ、この身を魔力から解放する為の方法を見つける為に、そんな終わりのない破滅のサイクルの中を生きていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 22:47:05
1018文字
会話率:44%
天の国に咲いた花を愛し、花から愛された「花の守り人 <セルジュ>」
セルジュは天の花に愛され体から甘い芳香を放ち、体液はまさに甘露。
天の国が眠りについて約1000年。
その子孫のレーナは獣人の軍人に捕まってしまい、身の安全を約束に同居する
ことになる
完全に見切り発車です。(><;
初めてですので設定もなにもかも、あまりつっこまないで優しい目でお願いします。
本編終了して、続編に手を出しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 01:59:02
41496文字
会話率:23%
宇宙大航海時代の幕開けは、顕微鏡からの発見だった。
宇宙空間の物質の発見は、人類を母星の外に爆ぜる種子として、飛び出させたのだった。
最終更新:2016-03-08 19:38:48
7509文字
会話率:4%