大陸の端の小国で、歴史が変わったその時、女たちは何を見て、何を思ったのか。
前王崩御の混乱の中、キュアリスタ王国初の女王が即位しようとしていた。スタルツィアはその時から、この王のために生きるのだと決めていた。
十年ほど前に書いた作品の加筆版
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 13:16:44
3142文字
会話率:25%
獣王国モノリスのニーナ姫は、獣人族にあるまじき大変な虚弱体質であった。隣国のエストレア帝国の皇子ファドリケからの求婚を機に、体質改善を試みようと故郷の山を降りる決意をする。『人間』みたいに可愛くないし、素直に恋が出来るほど乙女じゃないし、す
ぐ死んじゃうかもしれないし、お先真っ暗なわたしに求婚したファドリケ皇子ってどんなヒト?微かな期待と淡い思いを胸にニーナは山を降りていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 16:27:03
18325文字
会話率:38%