19日を迎えるたび、私は明日は20日だなと思うのだ。
最終更新:2024-01-19 20:00:00
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都会の喧騒から逃れる為に、閑静な郊外に古びた館を購入した私は、当初は快適な生活を送っていた。
しかし、館に夜毎に満ちて行く不吉な妖気は、次第に私の理性を蝕んでいった。
そして、あの呪わしい夜に、ついに私は旧き時代から深淵の暗黒の中に潜ん
でいた、人類の眼に届かない混沌の世界から這い寄る忌まわしきものとの遭遇を果たしたのである。
……私は狂ってなどいない! おお、おお、神よ! どうか救いたまえ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 21:29:14
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