その日、少女は死んだ。
新時代エネルギー『光波結晶』を研究する『光波結晶研究センター』。その所長を勤める父の元を訪れていた楠《くすのき》 あずさは、研究センターの爆発事故に巻き込まれ、その肉体を光波によって消滅させられた。
だが、彼
女の意識は光波となって残った。
学会のつまはじき、山崎 薫《やまざき かおる》の開発した、物質再生成システム、“アヴァロン”の実験失敗によって体を再構成されたあずさは、光波人間として再誕してしまう。
センターの爆発事故が、地球侵略を目論む宇宙人の仕業だと知ったあずさは、父の仇を討つため、宇宙人との戦いを開始した……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-09 07:00:00
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会話率:42%