彼らの名前は「マーティン・フルグラント」
そして「ジーンズ・バルケッタ」
王都と辺境の街とを繋ぐ宿場町を拠点とする冒険者である。
特に大きな功績もなく、特に大きな失敗もなく
本当にどこにでもいる冒険者の中の2人
積み上
げてきた実績は信頼感そのもの
一流とは言えないが、二流ではない
新人から憧れられる事もなく
一流から侮られる事もなく
そんな2人の冒険者の物語
「冒険者は冒険しなくなったら終わりだろ」
「俺にも、そんな時期があったよ」
「このまま歳を重ねて、どこかで朽ち果てる」
「焦るなと言い聞かせては、無駄に時がすぎていく」
「C級冒険者の意地、見せねぇか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 17:50:04
2875文字
会話率:57%
炊きたてのご飯は、それだけで大変美味しいのです。
最終更新:2021-10-25 20:00:00
1405文字
会話率:22%
「ああ、分かったから焦るな」
カナタが刀に言う。
刀が泣く夜がある。
満月だったり、仏滅だったり、嵐の日など周期的にやってくる。
狩りで動物の血を吸わせてやるか、山賊とで出くわし一端戦い血を吸えば大人しくなる。
刀は血に飢えている。
い
つだったか、刀に血をやらなかった時期が続いたら泣き声がうるさすぎて敵わなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 01:54:16
5745文字
会話率:16%
32歳の冴えない男が恋をした。
崩れる精神の平穏。
焦るな増山、頑張れ増山。
最終更新:2015-07-06 05:12:56
629文字
会話率:0%