最強の魔王様は、その強さ故に 孤独だった。
慕われていたし、彼も それを判っていたが、独りだった。独りでいるしかなかった。
或る日、そんな 対人関係が希薄な彼の領地に、1人の人間の子供が棄てられた。
この事から始まる お話。
筆が遅いので
、お待たせする事 必至です。気の長い方にだけ お薦めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-28 04:21:17
89898文字
会話率:10%
時は2055年
化学が発展し、ロボットが四足歩行から二足歩行を飛び越して空を飛び回るそんな世界。
おおよそ自然と呼べるものはなくなり、人工物が所狭しとひしめき合う中で、上を向けばロボットが雲のごとく流れ、下を向けば地動機が張り巡らさている
。左を向けば、虚ろな目をした大人達が地動機のルートの穴に座り込み、右を見れば建物の窓から、無表情な子供の顔がのぞいている。後ろを向けば鈍色に輝く有象無象。前を向けばお先真っ暗。
機械に依存し、働く機会を逸した人類は、何事にも関心がなくなり、知性を失い進化をすることを辞めてしまった。
緩やかに滅びの一途をたどる人類の中の一人の青年に、わずかな変化が表れて・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-09 21:04:42
230文字
会話率:0%