とある小国の無法地帯で暮らす青年たちが、銃を抱えて泣く幼い少女を拾った。彼女の父親は、世界に隠された、知る人ぞ知る名狙撃手。そして彼女もまた、卓越した才能を持った狙撃手だった――。
そんな幼女と青年たちが日々を生き抜く、時々シリアス、時々ほ
のぼの、時々ガンアクションな日常譚。「あれはな、お前らにだけは知られたくないと、いがみあう古参どもが唯一結託してひた隠しにしてきた、べらぼうな戦力だ」
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銃火器や軍事系の知識皆無。監修者募集中。
全53話+番外編。完結済み。挿絵募集中。ブクマ・感想・評価など感謝。
◆2020/1/1 番外編「はじめてのおつかい」追加。
通話状態にしたばかりの端末からまず聞こえたのは、鼻で笑う声。
『よう。何やってる、死ぬ気か』
突如起きた混戦の中、仲間とはぐれた一人の行動をそう断言できるやつは、そう多くはない。今もどこかからこの騒ぎを悠々と見下ろしているのだろう。
*50話から体裁変更。改行増やしました。
*旧タイトル「狙撃手の娘(幼女)、拾われました。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 11:00:00
331424文字
会話率:52%