全ての文具マニアに贈る、至極のどうでもいい物語
最終更新:2021-10-15 22:31:22
3649文字
会話率:10%
間違っているか、間違っていないか、では決められない人生はたくさんある。
最終更新:2020-04-02 01:11:12
275文字
会話率:0%
終わり方を決められない人というのは不幸なものである。
それが他人の手によるものならば尚更だ。
死に方を選べると言うことであれば、自殺する人はなかなかに幸せな終わり方が出来るのかもしれない。
反対に、強制的に話を打ち切られるなんてこと、悲
劇以外の何ものでもない。
何の話かと問われれば、俺の身近にいる人たちが不幸な目に巻き込まれた訳で。
人の死と言うものは否応なしに周りを変えていく。
俺の友人。
俺の親友。
俺の後輩。
俺の姉。
未だ見ぬ誰か。
そして、俺の妹。
生きてる人々が何を語っても、死んだ当人にとっては終わったこと。意味の無いことだ。
それが少し、羨ましい。
いくら罵声を浴びせても、傷付くことも悲しむことも無いのだから。
そしてこれは、生きている人達の話だ。
死んだ者へ対する、生きた人の無駄なあがき。
だらだらと惨めに生きていくよりも。
自分の手で自分の物語に幕を引く。
それが最も理想的な終わり方かもしれない。
やはり俺も、早めに死ぬべきなのかもしれない。
なーんて、
俺は自殺なんて絶対しないけど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 23:28:18
101154文字
会話率:46%