時は江戸時代。将軍のお膝元であるお江戸では、被害者が生き血を吸われた見るも無残な姿で発見される、という猟奇的殺人事件が多発していた。目撃者によると、犯人は複数。そして、人間とは思えぬ程の身の軽さだという。人々は、死体の状況と目撃者の証言から
、犯人のことをこう呼んだ。――――――――<山姫>と。 ※時代描写としてBL表現等が入る可能性があります。お気をつけください(今現在、そういった描写はございません)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-28 15:16:47
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