自作の詩。
退廃的な街中で埋もれていく彼女達。
誰彼がその生涯に目を暮れる事もなく、一人棄灰(きかい)の刑を受け続ける姿があまりに痛ましい。
其の儘無視されていたら、まるで彼女等は蝉の幼虫ではないですか。
何年も何年も日に当たる事もなく長
々と土に沈んで、肥え太った汚れた木から僅かの汁を啜る事へ、何故我々は良心の呵責に苛まれずにのうのうと生きていられるのか。
自分にはまるで分かりません。
現代と過去の彼女等に目を向けて書きましたが、直接的な比喩は少ない為、読む皆様に想像力を働かせて頂きたい作品になってしまいました。
口に出してテンポの良い単語を選び抜いたつもりなので、一度声にして読んで下さると、作者冥利に尽きます。
2014 12 5 fc2クックックより転載
2014 12 11 一部修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-05 16:38:53
482文字
会話率:0%
付き合って1年の恋人と沖縄旅行中にふいに巡りあった花。花屋さんで働く私も詳しく知らなかった花を私の恋人はなぜか知っていて。その花の名前はオオハマボウ。その別名は――?
自作品「flowersー母子草ー」の続編となっていますが、未読の方でも問
題なく楽しめるようになっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-05 21:56:53
1708文字
会話率:37%
私が働くのは都会の片隅にある小さな花屋さん。ある日の昼下がり、店を訪れたのは無口できれいな瞳をした常連さんの彼。私の毎日に、淡い恋心という名の花が咲く。
(他名義で投稿したものを改稿いたしました。)
自作品「flowersー嫁の花ー」を続編
としてお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-24 20:00:00
1365文字
会話率:19%