器用貧乏、才能の無駄遣い、残念天才の青年、笹井修司。
この物語は、そんな彼の青春時代を時に面白おかしく、また時に物悲しく綴っていくものである。
なおここに書かれていることは、けして事実などではない。すべて架空の場所、人物、出来事を
描いたものである。ゆめゆめお間違いなきように。
え、なになにそんなこと言ってて、実在のモデルがいるんじゃないかだって?
こんな残念な青年がもしも、仮にでもいたんだとしたら。私はそんな彼の肩を、よしよし。と優しくぽんぽんしてあげることだろう。君はけして間違ってなんかないぞ、大丈夫だ。なぜなら当の私なんて、こうしてしぶとく生き恥をさらしているのだから!
※この作品は、短編で掲載していたものを改めて連載に転じ、続きを執筆投稿していくものです(元の作品はそのまま残します。大事な私の子供ですので)。元の短編にいただきましたご声援や評価につきまして、改めてお礼申し上げますとともに、どうぞこちらへの変わらぬお声や応援を、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-30 17:14:58
42533文字
会話率:39%
高校生活を普通じゃない形で満喫している残念な天才、笹井修司。
この話はそんな笹井修司が、小学五年生の頃の回想をしたものである。
彼の生い立ちを描いた、感動の物語である!
おいおい。
最終更新:2017-08-24 20:02:22
4506文字
会話率:33%
山奥にある全寮制のお嬢様学校――聖ルーティア学院。そこに在籍する暇を持て余したやんごとなきご令嬢たちの間では、すこし不思議な怪談が大流行していた。そんな怖い話が苦手で怯えきってしまった級友を安心させるため、少女は森の古びた教会に引きこもって
いる同級生に相談することにする。見た目雪の妖精な外国人なのにコアな日本食が大好物な彼女は、理事長からも恐れられる危険人物だという天才児で――。
閉じた世界で繰り広げられる、ささやかな謎とその顛末。
無表情残念天才児×ふんわりアホの子な少女。
二人が織りなす日常のゆるふわミステリー。あるいは、捕食されつつある少女が自ら最後の一歩を踏み外す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-27 02:03:12
26333文字
会話率:34%