普通に彼氏・鏡助がいてとても平凡な女子高生の文月刹那は鏡助がした悲しそうな顔が心に引っ掛かり、家にある蔵で思い悩む。そんな時頭の上に金属の缶箱が落ちてきた。その中には一冊の分厚い本が入っていた。題名は「愛の形」。作者は泉 鏡花・泉すずとかい
てあった!!文学が好きな刹那にとって泉 鏡花は神様のような存在で、でもページの端には1939年と書かれていた。
なんとそれは泉 鏡花の妻である泉 すずによって書かれたものだったのだ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 21:28:37
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会話率:31%