県内でも有数の進学校・才盤高校には、校内で起こった問題を校内裁判で解決するという伝統がある。その裁判で弁護を担当している弁護部と、検察部との対立を描いた物語。
小川君の主張「概要・原告である山本さんは休日に映画館に行き、『全米が泣いた』と
謳われている映画を鑑賞し、その翌日、クラスメートである被告、田中さんに対し、感動したとの旨を伝えるも、田中さんはその映画を見たうえで感動を否定。それに対し山本さんは、いかに感動するものなのかということを分かり易く伝えるために、『全米が泣いたんだから』と、感動しなかった田中さんに対し反論。しかし田中さんはその謳い文句である『全米が泣いた』を面白可笑しく言い変えて、『全米って割と簡単に泣くよね』と映画および山本さんを嘲り、深く傷付けた。原告、山本さんは謳い文句である『全米が泣いた』というものを実際に全米が泣いた、具体的には、全てのアメリカ人が泣いたとするべきという訴えである。更にその上で、全米は割と簡単には泣かない、という立場を主張し、被告に謝罪を要求するものである」
こんな感じです。
※実際の裁判に似せたような内容になっていますが、本物を知らないのでおかしな点も多々あるかと思います。ですので、本当はこうだよ、とか、もっとこうした方がいいよ、というご意見などお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-26 14:17:56
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会話率:60%