「あれまぁ。無残に殺されちゃって」。
骸の山から≪自分の頭部≫を発見すると、倉科ミコトは平坦な声を上げた―――。『とりあえず、アイスクリームが来てないから』というわけのわからない理由から死神と契約し、≪善人専門の死神見習い≫になることを決め
たものの、生まれつき傲岸不遜で悪辣非道なお嬢様は、むろん死後もそうだった。
上司兼師匠兼、相棒の死神を顎でこき使い、今日も今日とて善人野郎の魂をバッサバッサと刈り取りまくる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 10:00:00
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会話率:40%