【KADOKAWAドラゴンノベルス様より書籍版1、2巻発売中】
四大国の支援を受けた王弟が兄を殺し王位を奪う、というクーデターが起こった小さな王国シエル=テイラ。
少女ルネは10歳の誕生日に王弟派の騎士に捕らえられ、自分が銀髪銀目の忌
み子ゆえに捨てられた王女であることを知った。そしてルネは『堕落した王に連なる者』として地獄の如き責め苦を受けた末、ギロチンにかけられた。
首が落ちた瞬間、ルネは思い出した。自分はかつて地球に生きた男・佐藤長次朗であり、神の甘言にたぶらかされてこの世界に転生させられたことを。
そんなルネの前に邪神を名乗る女が現れる。
「憎くありませんか? あなたを半ば騙すようにして転生させた神が」
「憎くありませんか? あなたを勝手な理由で死に追いやった人々が」
「あなたが復讐を望むなら、特別な加護を授けましょう」
ルネは最強最悪のアンデッドとして復讐のため蘇った。
ネームドモンスター"怨獄の薔薇姫"。やがて彼女は世界を……
※魔法や冒険者等級など、作者の別作品から一部設定を流用してますが別の時空の話です。
※カクヨムに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 21:38:29
1345893文字
会話率:27%
“帝国革命”により国を滅ぼされ、幽閉された少女ティーミスは、今際の際に出会った謎の男、ジッドから気に入られ、チートスキルを授かった。
自国を滅ぼした帝国、それに加担する数多の国々、本質から目を背ける民、偽りの正義に塗り固められた冒険者。
秩序も混沌も、正義も悪も、全てを壊し尽くす為の、ティーミスの旅路のお話。
・深夜三時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 03:00:00
884565文字
会話率:33%
「あれまぁ。無残に殺されちゃって」。
骸の山から≪自分の頭部≫を発見すると、倉科ミコトは平坦な声を上げた―――。『とりあえず、アイスクリームが来てないから』というわけのわからない理由から死神と契約し、≪善人専門の死神見習い≫になることを決め
たものの、生まれつき傲岸不遜で悪辣非道なお嬢様は、むろん死後もそうだった。
上司兼師匠兼、相棒の死神を顎でこき使い、今日も今日とて善人野郎の魂をバッサバッサと刈り取りまくる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 10:00:00
16096文字
会話率:40%