負の感情は誰にも持っている。
怒りは他人を傷付け、恨みは他人を貶める。自分自身さえも制御できていない悪意の部分。
人々のココロの奥に潜む影の感情に蝕まれると『歪人』となってしまい自我を忘れて暴走するという。
そんな世の中に蔓延る精神異常を抱
えた現代社会で、一人の少年、日比谷航は幾多の事件解決に向けて奔走していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 00:00:00
134448文字
会話率:21%
私立鷺宮学園の入学式を前に「桂木陽」という財閥御曹司に転生していた主人公は、この世界が乙女ゲーム「君の為に鐘が鳴る」の世界で自分が攻略キャラの1人である事に気付く。
そんな時、前世でこのゲームにハマっていた姉の言葉がリフレインする。
「
陽君は愛に飢えているの。エンディングではヒロインと駆け落ちしてミュージシャンになるんだ」……と。
"ちょっと待てっ!! それは何か? 俺がヒロインに攻略されると駆け落ちした挙句先の見えない夢を追う生活をしなければならないのか!? そもそも俺は両親の愛に恵まれているし、何より音痴だ"
そんな事を考えた主人公は、何よりもヒロインに攻略されない為、姉との記憶を思い出しつつ最悪のハッピーエンド回避方法を模索し始めるのだった。
※ご要望いただきましたため、アフターストーリー作成しました。
よろしければ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-03 21:52:20
9833文字
会話率:42%