第5代ローマ皇帝ネロはガルバや親友のオトに反乱を起こされ皇帝から一転、国家の敵に指定された。
ネロは数人の配下とローマを脱出し、友好関係にあったアルメニアへの亡命を目指す。
しかし途中で身を隠した解放奴隷パオラの別荘で追手に見つかってしまう
。
ネロは捕えられることを恐れて喉を自殺した。
死んだネロは真っ暗な空間で目を覚ます。そこに現れたのは冥府の王ハデスだった。
ハデスはネロに取引を持ちかける。取引の内容はネロを戴冠式の日に飛ばし、人生をやり直させる代わりに、今よりも長く生きろというものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 02:00:35
50875文字
会話率:42%
鳴子零(なるこれい)は二十歳で東京オリンピックの新種目50メートル走の出場資格を得た。
しかし持病があった彼は出場資格を剥奪され陸上界から永久追放された。世間からは悪人扱いだった。さらに謎の組織から、つけ狙われ殺されてしまったのだ。
――余
りにも酷い差別を受け続けた彼に神が好きな時代への転生を告げる
彼が選択したのは古代オリンピックが行なわれていた古代ギリシャ。
ここでも差別を受けた彼は古代ギリシャを滅ぼしてでも古代オリンピックに出場するのだと誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 19:00:00
36464文字
会話率:48%