主人公桜井幸一はふつうの高校生だが、幼馴染で暴力団の娘、そしてその従者に振り回され、学校でも騒がしい面々に振り回されている。そんなおり、一人の少女が幸一の前に現れる。
彼女は魔術師によって呪いを受けて殺しの仕事ができなかった。
呪いを解く方
法は彼女が幸一を殺すこと。幸一は彼女に殺されないように逃げまどわされながらさらに困難なハプニングに巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 22:21:58
49842文字
会話率:54%
俺の名前は七刻誠一、職業は"神理学者"だ。"神理学"というのは、"神の理を学ぶ"と言うもので、神様の考えていること、この世の奇怪な現象を解明する仕事である。それともう一つの意味合い
があり、神が作り上げたこの世の原理を、人間の領域に持ち込むことでその神様の能力が扱える、というものだ。
一応"神理学"の基礎を学んだ俺は、それを扱い"世界征服"を狙おうと考えていたが、案外近くの暴力団に捩じ伏せられてしまった。
暴力団の事務所でコンクリート詰めで海に沈めるか、と話をされていた際、俺の転機となるアリコンキャラである那岐白炉に情けを掛けていただいた。
それからというもの、俺の立ち位置は暴力団の一員兼神理学者兼那岐の遊び相手となってしまった。
さてさて、これから始まるお話は、俺が白炉と出遭った、五ヵ月後の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-21 21:05:56
3560文字
会話率:23%