この世界では、15歳までに「魔法」に目覚めるかどうかで、一生が左右される。
魔法に目覚めた者には良い人生を。目覚めなかった者には底辺の人生を。
そんな世界のとある村に住む、もうすぐ15歳の誕生日を迎える少年――ビー。
村の大人たちに、魔
法に目覚めることを期待されて憂鬱な毎日を送っていた。
そんなビーは、いつものように二人の幼馴染と「森釣り」をする為に集まっていた。
ここ最近、モンスターの数が増えており、森釣りがはかどらないビーたち。
いつの間にか、ビーが魔法に目覚めてしまえば村を出て、稼ぎに行くことになってしまうと不安を語り出していた。きっと目覚めない。これからもずっと一緒にいられると、慰めあう三人。
そんな時、くしゃみをしたビーは、魔法に目覚めてしまう。
しかし、目覚めた魔法は、人に魔法を付与する魔法で……。
※人に魔法を付与する力で、仲間TUEEEする話です。
※基本的に主人公は、守ってもらう。料理する。たまに戦います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 17:11:49
32863文字
会話率:72%